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【レポート】副業・起業セミナー11/23

December 1, 2017

 

11月23日、勤労感謝の日に金沢市内で開催したセミナーでは30人のゲストと3人のスピーカーが一緒になって副業、起業について深く考え、討論をする場となりました。

 

セミナー開催日の3日前。厚生労働省は20日に、企業が就業規則を制定する際のひな型となる「モデル就業規則」について、副業を認める内容に改正する案を有識者検討会に提示したばかり。いよいよ、2018年は副業元年?今回の過激なテーマも来年には現実味を帯びてくるかもしれませんね。

 

さて、今回スピーカーとしてご登壇いただいたのはこの御三方。

 

サイボウズ&農業のNKアグリ&コラボワーク代表の複業家の中村龍太さん

 

れんこん農家で起業「農事組合法人蓮だより」代表の川端 崇文さん

 

 

「株式会社ココナラ」代表取締役の南 章行さん

 

 

三者三様、個性的なスピーカーでした。

 

マイクロソフトを退職しても同様の年収を得られることを確認してから複業家になった、堅実的な龍太さん。

 

色黒でガッチリした体型からは、かつて病気がちで青白かったというのが想像ができない川端さん。

 

自らの話を聞いた人の思考や人生のベクトルが1度でも変わってくれれば、ここに来た甲斐があったという南さん。

 

さて、イベントの様子をレポートにしてみなさんのもシェアしたいところなんですが、今回オフレコな内容が多かったため、参加者から寄せられた質問に対するスピーカーからのコメントのみ公開することにしました。

Q1. 働くことと収入のバランスを取るために必要なことはなんですか?

 

(南さん)仕事であれプライベートであれ、自分にとって譲れないものを認識することですかね。最優先を決めることですね。

 

(龍太さん)まずは、「つらいな~」「もっとできる!」「なんとなくモヤモヤする」という現実を肯定的に感じることです。そしてなぜそうなっているかをべん図のように、自分ができることの丸の大きさと相手がして欲しいことの丸の大きさ、そしてそれが重なっている大きさを確認します。重なっていることころが収入。べん図の現実と理想を描き、どんなべん図が今の自分にとってバランスがとれているかを導きだします。

 

(川端さん)僕の場合「何歳でいくらの稼ぎが欲しい」という風にザックリと人生設計を考えていて、そのためにはこれから何をすべきか優先順位を決め、行動に移しています。もちろん、転職することも選択肢の一つとして考えてはいました。

 

 

Q2. 社員が副業することによる会社側のメリットとは?

 

(南さん)副業できる人は優秀な人が多いので、優秀な人を採用できるというメリットが大きいです。

 

(龍太さん)下記のようなことです。

  • 採用力の強化(職場としての魅力が向上し、異能な人材を登用できる)

  • オープンイノベーションの創造(社外の知識を取り込む)

  • 生産性の向上(リフレッシュ効果)

  • マネジメント力の向上(働き方の多様化を促進できる)

  • 個人の自立を促進(ぶら下がり社員を減らす)

  • ハイレベル人材の登用(フルタイム分の給与が不要)

(川端さん)新しい考え方が得られると思います。また、生活面での余裕が生まれることによって日々のストレスや不安が少しでも解消されるのではないでしょうか。

 

Q3. 古い頭の固い昭和世代の人たちの考え方を変えるには?(残業当たり前、休日が無くても困らない・・・)

 

(南さん)変化は革命を起こすか逃げるかの両極端で起こすしかありません。考え方を変える方法が見つからないのならとっとと逃げれば良いと思います。

 

(龍太さん)残念ながら、なかなか変らないです。その考え方がものすごくイヤであれば、そこから離れましょう。会社であれば、辞めましょう。そうする人が増えれば、考え直す人が出てくるかもしれませんが…。

 

(川端さん)大変ではありますが、自分が矢面に立ってでもやって見せることだと思います。自分が何もせず、人をましてや会社を変えることは難しいと思います。

 

Q4. ココナラの利用度が増加した契機や取り組みを教えてください


(南さん)とくに大きく変化したきっかけはなく、細かな改善の積み重ね(あげたらキリがない)。継続率が高いビジネスなので、じわじわと積み上がってきただけ。

 

Q5. 子供の教育、育て方についてココナラで売れますか?

 

(南さん)もちろん大丈夫です。どれだけ売れるかは内容とマーケティングのやり方次第ですが。

 

Q6. ココナラでは学生のインターンシップの受け入れはしていますか?

 

(南さん)しています。常時2-3人はいますが、エンジニアやデザイナーならその枠を超えて受け入れられるかも。

 

Q7. 個人がスキル(強み、ストレングス)に気付いていない場合の対策を教えてください。

 

(南さん)まだ特効薬はないですが、何らかの理由でココナラを使ってもらった際に「こんなのも売ってるの?これなら自分でもできるわ」と、他者のサービスを通じて気づいてもらうのが今のところ王道だと思います。

 

Q8. ココナラで現金以外の仮想通貨を使う可能性は?


(南さん)ビットコインのような暗号通貨という意味ですかね。可能性はありますが、すぐにはやらないと思います。まだ投資対象であり、利用のニーズは少なそうなので。

 

Q9. 新しい事業を始めて最初の売上(収益)を得るまでどれくらいの時間がかかりましたか?

 

(南さん)売上は少額ですが初日からありました。

 

(川端さん)僕の場合、最初に組合組織に入りましたので、品物を出荷さえすればその分に対して毎日でも収入を得られることができました。

 

Q10. 複業は収入を伴わなくてもOKとのことですが、よりメリットを得るために、本業との相乗効果を最初から狙っていたのですか?

 

(龍太さん)はい、僕の場合は、そういうデザインをしていました。基本、どんな複業でも相乗効果は少なからずあります。

 

Q11. 副業は今でも手段ですか?あるいは一つの目的ですか?
(龍太さん)副業は今でも手段です。

 

Q12. 副業・起業にいたるためにはスキル以外に何が必要だと思いますか?


(龍太さん)「覚悟」です。「覚悟」というと大げさですが、やってみるという自分自身の意思です。「覚悟」は、「スキル」とか「人脈」とかと違い、誰でもできます。

 

Q13. 副業した場合のスケジュールやタスク管理はどうやってるんですか?


(龍太さん)グループウェアのスケジュール表に副業先のスケジュールやタスクもいれてます。

 

Q14. 副業した場合の主業と副業のモチベーションの切り替えはどんな感じなんですか?

 

(龍太さん)モチベーションはやる気という意味だと思いますが、僕の今の本業と副業の違いによるやる気は特に変わりません。僕にとっては、本業、副業を問わず、やる気は切り替えるものではなく、やる気はタスクによって変わるもので、やる気になるようにどう意味づけしてタスクを自分自身にやらすのか、マネジメントするものですね。

 

Q15. 副業や起業のアイディアは何を基準に考えればいいですか?

 

(龍太さん)一番良いのは自分のやりたいことを基準にやることです。そして、ネットなどを使い、できるだけより多くの人に伝えることで、副業、起業を突破できます。

 

Q16. 複業をすることで全てが中途半端になること(そう感じる)ことはありませんか?

 

(龍太さん)そう感じることはあります。そういう場合はどれか仕事を辞めます。実際、やばいと思って副業先を3か月で辞めたことがありました。

 

Q17. 無農薬は簡単にできましたか?苦労されたと思いますが

 

(川端さん)簡単ではありませんでした。虫がついたり周囲の人からの風当たりが強かったり…。しかし、そのおかげで付加価値を付けたり、加工品を考えたり、環境保全に取り組んだりと新しい取り組みに繋げることができました。 

 

Q18. 数多くの分岐点で奥さんをどう説得されたんですか? 

 

(川端さん)実は龍太さんのようにエクセルに収入の予定表みたいなものを作って出しました。(笑)それ以上に、休まずやって見せたことが大きかったです。

 

Q19. これからの農業の可能性についてどう考えていますか好きというだけで食べていけると思いますか?

 

(川端さん)覚悟の問題だと思います。僕の場合、食べていくために農業を選んだのではなく、農業を生業としてどうやって食べていくかを考えました。これからの農業の可能性はそこに携わる人達がどういう未来にしたいかによって如何様にも変わると思います。 

 

Q20. 28歳で「人生1/3来たな」と思ったきっかけってなんですか?私は40歳で1/2来たなと思いました。


(川端さん)実はふらっと立ち寄った書店で偶然目にした書籍がきっかけでした。それは「28歳のリアル」です。サザエさんシンドロームとも重なっていた時期でなにかヒントを探していたんでしょうね。 

 

以上が、当日ゲストから寄せられた質問に対するスピーカーからの回答です。3人に共通している点は次の通り。

  • やりたい事がはっきりしていて、優先順位を決めていること

  • 価値観の合わないことはやらない。価値観の合わない人とは行動はしない。

  • 無駄なことにリソースを費やさない

  • 自分が主体になって考え、行動をする。他人のせいにしない

南さんは以前ワインに凝っていた時期があったそうで、いろいろ研究をしワインの種類を覚えようとしていたそうです。しかし今ではワインの銘柄を覚えることは一切やめたそうです。お寿司のネタの名前も同様。自分のやりたいこと以外のところで脳のリソースを費やすのを止める。つまり集中することが目標や成功への近道だということだそうです。

 

自分の好みを理解してくれるお店の名前を記憶しておくだけで良い。これはパスワードと同じですね。セキュリティの脆弱性につながるから同じパスワードを使いまわすなと言われても、複数のパスワードを覚えることはもちろん、作ることも難しいですね。それを解消するためにパスワード管理ソフトというのが存在し、このソフトのパスワードだけを覚えておけば、全てのパスワードを覚えなくても済みます。

 

雑念などの無駄をいかに排除し、ゴーリまでの最短距離を突き進むことがポイントだということ。また、働き方というのは手段の事で、「何のために働くのか」、「生きるとは何か」を考えることが、本当意味での「働き方改革」なのではないでしょうか。

 

 

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