今こそ積極的に学んでみよう!古き良き、唐の時代の働き方

『徳は事業の基(もとい)なり』 これは、中国の古典の菜根譚(さいこんたん)の一節ですが、徳性を研き上げることは、経営の王道(覇道ではなく)を歩む上で、絶対必須である。そしてその多くを、『歴史』から学ぶことができる。特に中国の古典には、 悠久に、語り継がれてきた名著が多く、それらを、勉強し、実践することが、徳性の向上に大いなる影響を与える。 しかしながら、中国古典の原野は、極めて広大で、とっつきにくい。 その中でも、突出する2大名著は、 『貞観政要(じょうがんせいよう)』  …唐2代目の太宗と臣下達の言行録 『宋名臣言行録(そうめいしんげんこうろく)』 …北宋時代の高級官僚の言行録 である。 中国の人民が最も幸せだった時代を治めた君主と臣下たちの最高の帝王学(経営者のふるまい)が、学べる。 今回はこのなかの『貞観政要』のお話をさせてください。 中国史上最高の名君といわれた人物である、唐の時代の二代目の君主・太宗とその臣下たちによる会話をまとめたものです。 日本でも、遥かの北条政子の時代から、徳川家康、明治天皇、山本七平らが座右の書として愛読してきたこの古典を、稀代の読書家と言われる名経営者である出口治明さんが、とても取っ付きやすい現代の書として、焼きなおしてくれました。 人間と言うものの本質は、 今も昔も変わりなく、 中国も日本も変わりなく、 かなり不勉強な現代の僕らにも実践できる、 有用な書となっています。 さて、この『貞観政要』の一番重要な部分を転記しますね。 5つのポイントです。 (1) 組織はリーダーの器以上のことは何一つで

自己実現の時代、もうそこまで来てるんだってさ。「もうピラミッド状の絵だけを書いて、マズロー博士をわかったつもりになるのからは、いいかげんに卒業しよう」

よく知っているようで、実はよく分かっていない、 自己実現・マズロー博士のお話です。 マズロー博士は、ドラッガー博士と同時代の人物ですが、残念ながら62歳と割と短命だったため、ドラッガー博士に比べて、あまり多くの著作はありません。 心理学者であったマズロー博士が唯一、経営に関して書いた手記を集めた『完全なる経営』という著作があります。 ジム・コリンズさん(ビジョナリーカンパニーの著者)が、 「ドラッガー博士の主張は、ほとんどすべてが正しい」 と、言っています(私もそれに賛同しています)。 そのドラッガー博士に、待ったをかけているのが、 このマズロー博士のご本です。 ドラッガー博士を「批判」しているというより、 「補強」しているような印象も感じますが...。 ドラッガー博士も、 「この本は、自分とマクレガーを現実に引き戻すために書かれたものだ」として、 マズロー博士の最も重要な不滅の作品にあげています。 このマズロー博士は、ほとんど誰もが知っている例のピラミッド「欲求五段階説」の、あのマズローさんです。 このご本の中で、マズロー博士は様々なことを書いていますが、ドラッガー博士やマクレガー博士のY理論に対して、「それは、幸せな社会の中で、成り立つ、という意味においては、正しい」と書いています。 その当時の(今もそうかもしれませんが)幸せなアメリカでのみ成り立つ理論である。と、ドラッガー博士やマクレガー博士に異を唱えているのです。 マズロー博士の最大の論点は、「幸せな社会」を創ることなんです。 マズロー博士にとっての「幸せな社会(=よい社会)」とは、「よい人間」が沢山いる社会です。そし

とうとうオカルトに走ったか?見えないものを科学するとは?

働き方の未来のコラムにスピリチュアルなことを書くのもどうかと思ったが、かのフリップ・コトラー教授もマーケティング3.0にて、スピチュアルマーケティングってことでお書になっていますので、少々そっちの話を…。 エベン・アレグザンダーさんという脳神経外科医がいます。 ハーバード・メディカル・スクールにて15年間准教授を務め、25年間の医師としてのキャリアを人物です。バリバリの科学者です。 そのエベン医師が、大腸菌の汚染により、大脳皮質が完全に機能を停止した状態になった。そしてその状態で、とてもリアルな臨死体験をし、その記憶も鮮明に残していたのである。 唯物論的科学者のスタンスでは、臨死体験は、脳が死への防御機能として、脳内麻薬を使って幸せな幻覚を見せている、と考える。しかしながら、このエベン医師の場合は、完全に脳の機能が停止している状態でそれが起こっており、しかも自分の脳の状態を科学的に理解できる脳専門の科学者自身の頭の中で起こったのだ。学術的に、脳機能は停止していた。 さて、ここでとても重大な事実が確認できる。 唯物論者たちの考えでは、『意識』は脳機能が生み出したものとされている。 ところが、このエベン医師の実例では、脳機能が完全に停止しても、『意識』が存在していたということだ。つまり、『意識』は脳細胞の外にある。あるいは、外にも存在できる。と、いう事だ。 『肉体』の外に『意識』が存在する。 ということは、肉体の死は、意識の死ではないかもしれないということになる。 これは、物資世界と重なり合って、精神世界が存在しているということだ。 多分その世界は、意識が肉体を脱すると

働き方の未来インタビュー Vol.1 マナコーポレーション

未来の働き方を発明するために、新しい働き方にチャレンジしている人や、企業を訪問、インタビューをする「働き方の未来インタビュー」。 第1回目は金沢市を中心に石川県と富山県内に美容室等を23店舗展開している、 株式会社 マナコーポレーション 代表取締役 瀬川 憲章様さんにお話を伺いました。 今回の訪問先はマナコーポレーションさんのオフィスではなく、同社が運営してる金沢市有松町にある「美容室きらら」さんの店舗です。美容師さんのインタビューを含めて肌で感じたお店の雰囲気をお伝えしたいと思います。 さて、美容室とコンビニどっちが多いと思いますか? 平成27年度(2015年)のデータで比較してみましょう。 コンビニの店舗数=約 55,000件 美容室の店舗数 =約240,000件 なんと美容室はコンビニの約5倍。しかも、前年に比べて約2,700件も増えています。 ※ちなみに経営者の高齢化等が理由で廃業するケースが多い理容所(散髪屋さん)の数は年々減少し、27年度は前年に比べると約2,000件も減少しています。 人口減少時代にも関わらず、美容室の数が増えてるということは、競争が激化しているのは明らかです。美容室同士の競争に勝ち抜くために、経営者から美容師さんに対しては様々な課題が与えられていることでしょう。技術力のアップ、サービス力のアップ、コミュニケーション能力のアップ、客単価や来店頻度を増やすための営業力のアップ・・・。 その結果、長時間労働が当たり前になり、多くの美容室がブラック企業だと揶揄されているのが現状だそうです。 一方で、今回訪問した「美容室きらら」さんは、日曜日、祝日が定休

離職率が高い会社はブラック企業?

就職や転職する際に、気になる数字といえば、離職率 働きたいと思っている会社の離職率が高いと、 残業が多かったり、仕事がきつかったり、雑用が多かったり・・・と、何らかの原因があり、社員の定着率が低く、いわゆるブラック企業じゃないかと疑ってしまいます。 元社員と思われる人が、「あの会社はブラック企業だ!」などとネットの掲示板などで書き込んでいるのを見つけると、就職対象企業リストから真っ先に削除してしまいそうです。でも、口コミだけで判断してしまっていいのでしょうか? ライフネット生命の創業者の出口さんは、「会社で物事を決める際は、数字、ファクト、ロジックで話し合うこと」とおっしゃっています。数字とはデータ、ファクトとはデータに関連する事項や過去の事実、ロジックとは、そこから実証的な理論を組み立てることです。 企業が社員にとって働きやすい会社かどうかをネットの掲示板だけで判断してしまわないためにも、数字から企業をみてみましょう。労働環境を知ることができる数字が離職率や定着率ですね。 ところで、離職率はどうやって計算するかを知っていますか? 実は法律などで定められた計算式などは存在せず、企業によっても定義・計算方法はまちまちなんです。最もポピュラーな計算式は次のとおりです。 「離職率(%)」=「当期間内の離職者数÷当期首(または前期末)の在籍者数×100」 問題は計算に使用する期間です。毎年3月末に離職者が多い会社が離職率の計算期間を12月の時点で過去半年にすると離職率0%とz意図的に期間を変えたとしても直ぐにバレますが。 では、多くの企業が一般的な計算式を用いて、毎年離職率を計算しその

『やめる』ことから始めなきゃ...。

ドラッガー博士は、時間の使い方にとてもこだわりました。 時間は、どんな人にも公平に与えられる資源です。 それをどのように使うかによって、成果の質が大きく変わります。 ドラッガー流時間術の中でも特に重要なのはこの2つです。 一番大事なことを一番初めに実行する(First thing first) ひとつのことだけに集中して行う そして、これを行うためには、『選択』しなればいけません。 ここで、何を選択するかがとても重要になってきます。 よく『選択と集中』と言われますが、 『選択』と『集中』の間には、実は『差別化』が必要です。 他との差別化ができるものを選択しないと、成果の質は上がりません。 そして、差別化は、『強み』によってのみ、成しえます。 強みを生かした選択と集中を行うと、成果の質が向上し、 それがフィードバックされ、強みをさらに強くする好循環が起きます。 選択するということは、すなわち、選択されないものを決めるということです。 何を捨てれば良いのか、スティーブン・コビィー博士は7つの習慣にこう書います。 やる事を、『重要性』と『緊急度』の2軸を取った四象限で表現します。 重要性大 × 緊急度大 第一象限 重要性小 × 緊急度大 第二象限 重要性大 × 緊急度小 第三象限 重要性小 × 緊急度小 第四象限 重要性、緊急度がともに高いことは、ドンドンやりましょう!当たり前です。これは大体25%くらい有るようです。(第一象限) 重要性、緊急度がともに低いことは、ドンドンやめましょう!当たり前です。これは全く無駄な時間です。(第四象限) さて、問題は第二象限と第三象限で

出社したらまず最初に何をする? 昔は新聞とお茶。今は・・・?

その昔、私が新卒で証券会社に入社したばかりの1980年代後半から1990年代前半の頃のお話。 埼玉県の蕨市にある会社の社員寮で朝5時に起床。 食堂で朝食を食べ、バスの時間に合わせて6時前に寮を出発。 バスの本数が少なく、乗り遅れたらJR蕨駅まで15分以上かけて歩くしかありませんでした。 満員電車の京浜東北線に揺られ、上野駅で日比谷線に乗り換えて茅場町で下車、7時過ぎに会社に到着。 当時はスマホどころか携帯電話、というよりもインターネットが無かった時代。電車の中では日経新聞を折りたたんで読んでいる人が多かったです。 出社後、まず最初にすることと言えば、すれ違った人全員に挨拶をしながら着席。上長や先輩が読み終わった後の業界新聞全てに目を通し、重要だと思う記事をメモったり、場合によってはスクラップブックに貼ったりしていると、朝礼が始まります。 朝礼では昨日の実績報告と、海外のマーケット情報、今日予定されている出来事、今日の相場の見通しなどがシェアされます。朝礼が終わると女子社員がお茶をいれてくれます。相場が開く9時までは、QUICKや時事通信、ロイター、テレレートなどの端末から流れてくるニュースをウオッチするなどをして、今日の売買のシナリオをシミュレーション。 毎日がこの繰り返し。 今はどうでしょう? まず出社時間ですが、ギリギリ滑り込んでくる新人がいたりと、出社時間に関しては、以前とは異なり、緩くなりましたね。(良いか悪いかの議論は別として) ギリギリに出社すると、ちょっと後ろめたい思いがあるせいか、挨拶の声もボソボソと小さかったりしますね。 ちなみに、私はその昔、若手社員の挨拶の

最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square

石川県金沢市

© 2017 金沢発!働き方の未来研究所

  • Black Facebook Icon