ライフシフトの功罪〜地方の働き方を考える〜

北陸新幹線開通で賑わう古都金澤。 45万人の人口の都市金沢に年間約200万人の観光・ビジネスパーソンが訪れる。 この200万人に向けて経済活動は活況を帯び、 多方面、多角的な業態で県外資本の参入が止まらない。 サービス業関連の求人は増え続け、人が動けばモノが動き、モノが動けば製造や物流の動きが活発になるのは必然。 そして、かたや石川県民は115万人。 就業している人数はいったい何人なのか。 県民文化局統計情報室の発表にによると 「石川県労働力調査」平成29年第2四半期(4~6月平均) 石川県の人口115万人に対し 就業者数600.7千人(全国6,543万人) 就業率59.9%(全国58.9%) 完全失業者数12.6千人(全国200万人) 完全失業率2.1%(全国3.0%) http://toukei.pref.ishikawa.jp/search/detail.asp?d_id=3150 この内、宿泊、サービス関連、小売等に従事する人の数は約5万人 200万人の来訪者を5万人で支えているということにもなるが、 実際の現場はもっと逼迫している。 シーン別、業種別、現場では慢性的に働く人が足りていない。 例えば今春、小松にオープンした大手商業施設。 ここはオープン前から既に波乱含みだった。 この商業施設に出店する店舗で働く人が集まらない。 聞いたところによると、総数2500人の求人に対して、オープン時でも500人強が充足していなかった。 そのために、各店舗は県内外の店舗から応援スタッフを手当てし、休日返上でシフトを回し、人材サービス会社に外注した。それでも足りないものは足りない。た

楽しんで、楽しませる。顧客と感動を共有できる社員が多い会社は、社員の満足度もとても高く、結果としての業績も高い会社が多い

FiSH哲学って、知っていますか? アメリカ、シアトルのパイプ・プレイス魚市場で生まれた、 快適な職場環境作りをするための「四つの心がけ」です。 魚市場とは、朝早くから夜遅くまで、冷たい氷をさわり、 重い荷物を運び、臭くて汚くてきつい作業です。 その社員たちが、仕事を楽しく取り組もうと始めたものです。 Play――自ら仕事を楽しみ、 Make Their Day――お客様を喜ばせ、 Be There――常にお客様と向き合う、 Choose Your Attitude――つらい仕事だって楽しくすると決意する。 まずは、ご覧下さい。 パイプ・プレイス魚市場の動画を見ると、 社員がお客様を楽しませる事を、 自分の喜びとして感じている雰囲気がよく分かります。 これは従業員満足と顧客満足がぴったりと一致した姿です。 顧客と共に自分の仕事を楽しむことを絶えず選択し続ける。 そんな風に「自分の態度を自分で決める」ことが出来れば かならず実現するのだと思います。 顧客を楽しませ、元気にし、感動していただくことは、 逆に、自分も顧客から感動を頂くことができます。 そのように、顧客と感動を共有できる社員が多い会社は、 社員の満足度もとても高く、結果としての業績も高い会社が多い。 それは、ステークホルダー全体に共感を与え、 応援(リピーター)されるからだと思います。 「東京ディズニーリゾート」や「ザ・リッツ・カールトン」も同じですね。 探せば、そのような会社は色々有りますね。 例えば、「働きがいのある会社」ランキングで、2011年~2013年の3年間に1位を維持していたのが、コールド・ストー

バレンタインデー:雪でスタックしている車を救出してくれたあの人はあなたに好意があるかも

「頼まれごとは 試されごと!」 実業家である中村文昭さんが代表を務めるクロフネカンパニーの企業理念です。 中村文昭さんの講演を聞いたことがある人は誰でも知っているキーワードです。 朝起きてから寝るまでの間、一日に204回何かを頼まれるそうです。204回の根拠はさておき、頼まれたら、損得を考えずに引き受けるということです。しかも、「返事は0.2秒」。しかも、期待以上の対応をすること。 【例】真夏のある日 「おーい、ちょっとお茶買ってきて!」 ■一般的なケース 「は、はい。」 『なんでこのくそ暑い中、なんで俺が行かなあかんねん。』 と思いながらお茶を買ってくる。 「買ってきました。」 「サンキュー、そこ置いといて。」 ■中村文昭さんの対応 「はい!!」 0.2秒で間髪を入れずにめちゃくちゃ元気に返事をする。 『よっしゃ、今俺に頼まれごとしましたねぇ!みとけよ、感動させたるわ!』 炎天下の中、猛ダッシュで汗をダラダラかきながら速攻で買って戻ってくる。 さらに、わざとらしくハァハァ言いながら 「社長!買ってきましたよ。お茶ぁ!」 と言って勢いよく渡す。 「お前、このくそ暑い中走って行ったんか!!アホかぁ、お前!!」 言いながら相手が感動し、記憶に残る。 相手に感動を与えることで、印象に残り、ちょっとした事でも「同じ仕事を頼むのであれば彼に頼もう」という風につながり、自分に返ってくるということです。 人は頼まれたたら断りにくいものです。特に日本人はそうかもしれません。(根拠はありませんが) 「頼まれごとは 試されごと!」 これはこれで素晴らしい事なんですが、今回お話したいのは、「頼まれる

サラリーマン諸君へ!人生100年時代に向けた雪かきのススメ

■もはや自然災害と言っても良いくらいの大雪 雪、雪、大雪!! 昨年までは、タイヤのゴムがすり減るので、スタッドレスタイヤに履き替えるのは止めようかと思っていたのに・・・。 雪かきをしても、雪かきをしても、積もる雪。除雪をしても雪を捨てる場所が無く、歩道が雪捨場に。その雪山は車道まで広がり1車線を塞いでしまっています。福井県と石川県の県境では、国道8号線に1500台もの車が往生。千人を超える自衛隊員が雪かきをして救出するなど、もはや自然災害と言っても良いくらいです。 「人生でも最も雪かきをしたかも?」 「腰をやっちゃったよ〜」 「雪はもうお腹いっぱい」 「もう勘弁して〜」 大雪は生活者にとっては、大迷惑以外の何ものでも無いです。 でも、良い側面もあるんです。 それは、ご近所さんと仲良くなれるということです。 2/11(日・祝)金沢市の「市民一斉除雪デー」では、老若男女混じって一緒に共有道路を雪かきをしたり、雪にスタックする車を近所の人をみんなで助けたり、・・・。そして、あちらこちらで、「ありがとう」の言葉。そして笑顔が。 一方で、SNSでは、「雪かきをしないご近所さん」や、「大雪で人格がわかる」・・・といった投稿が散見されたのはちょっぴり残念ですが。 ということで、今回は人生100年時代に向けた雪かきのススメについてお話しましょう。 ■日本人は最も社会的孤立している国民? まず、このグラフをご覧ください。 (出所)社会実情データ図録 このグラフは、OECD諸国の社会的孤立の状況を国際比較したものです。ビックリですね。日本人は最も社会的孤立している国民なんだそうです。相手を思いやり

DMM.comラボの開田氏から「地方創生のための開田イズム」を学ぶ

未来の働き方を発明するために、新しい働き方にチャレンジしている人や、企業を訪問、インタビューをする「働き方の未来インタビュー」。 今回は、1986年に旧株式会社ケー・シーを母体として石川県でレンタルビデオ店開業からスタートしたDMM.comの子会社 DMM.com ラボの取締役 開田栄次郎氏にお話しを伺いました。 開田さんは、旧ケーシーへアルバイト入社、当時のレンタルビデオ、倉庫業務、ダイレクトメールなどの事業を経て DMM Webサイト制作管理→部長→取締役、代表取締役に就任、昨年1月に代表取締役を退任され、現在は同社取締役として活躍されています。 平均年齢30歳と若い世代の社員を束ねる開田流マネジメントの極意に迫りました! 伺った内容は、大きく分けて3つ! 新卒採用の工夫 − 働く環境を考える 教育と任せ方の考え方 評価の仕組みをつくる − 主体性と勝手に動くは異なる 1.新卒採用の工夫 ー 働く環境を考える インタビューは、石川県金沢市の中心、尾山神社の近くのオフィスビルにある同社の金沢事業所で行いました。案内されてビックリ!「ここは恵比寿のベンチャー企業???」と勘違いしてしまいそうなくらい、オシャレで広々としたフリースペース!そこでは社員の方々が、打ち合わせしていたり、1人じっくりと仕事をしていたり、壁面に付箋を貼ってグループディスカッションをしていたり。キョロキョロしながら待っていると、自由でオープンな空間にラフな装いでニコニコと登場された開田さん。緩く雑談からインタビューはスタートしました。 (鈴木)DMM.com ラボさんは、地元ではイケている企業の代表格だと伺

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