

どうすんのさ、働き方改革 (無駄の破棄は、N.H.Kで?!)
働き方改革、勿論、賛成ですよ。 就業時間は、一生懸命、働いて。 やりがいを満たして、幸せになる。 定時が来たら、後は自分の時間。 人生を楽しみ、幸せになる。 ワークライフバランス、すんばらしいよね。
いいな、やろうよ、働き方改革。 でも、ちょっと待ってよね。 ただでさえ、答えのない、ややこしい時代で、 どんどん仕事の難易度も上がり、量も増えてるのに、 どうやって、定時に、帰んのさ。 ちゃんとした社会人なら、仕事をほったらかして、帰れんだろ。 どうすんのさ、綺麗ごと、言うなよな。 と、思っている人もとても多いと思います。 さてさて、困った時は、ドラッガー博士。 ちゃんと大きなヒントを残して下さっています。 ドラッガー博士の晩年の名作『明日を支配するもの』の第5章『知識労働の生産性が社会を変える』に詳しく書かれている。その他の著作に書かれていることも含めて、ドラッガー博士がもしご存命なら、働き方改革に対して、こう言っただろうと思う内容を書いてみますね。 結論として、決め手は、『体系的破棄』だと仰っている。 変化はコントロールできない。できるのは、変


ひとりで大きくなったと思うなよ。
ひとりで大きくなったと思うなよ。 ひとりで働けるようになったと思うなよ。 そして、親から受けた恩は、 その先へ、送ろう。 あなたが働いて、社会の役に立つこと。 それが、あなたの親が生きた証し。 もっとも、喜ぶことではないだろうか。 少し長いですが、どうしても紹介したい文章があります。 多様性の世の中、この手の話がお嫌いな方は、ゴメンなさい。 いまはもう故人となってしまいましたが、伊勢の父、中山靖雄先生の文章です。 以下、少々長い引用。 『感謝の原点』 天の思いを私たちがなかなかわからないように、親の思いを子どもはなかなかわからないものです。「親の心子知らず」という言葉がありますが、私自身にもこんな経験がありました。 母は八十二歳で脳梗塞になって倒れて以来、家で寝たきりの生活を送っていました。
しかし、私が講演に出かける時は必ず、 「今日はどこに行くんだ?」 と聞くのです。 「どこどこへ行く」 と答えると 「気をつけて行って来いよ」 とこう言う。私は 「わかった。ありがとう」 と答える。このような他愛もない会話をするのです。 しかし、そのあとには


日曜の夜にサザエさんの音楽を聞くと憂鬱になるので、脱サラをしてれんこん農家として起業することにしました!
日曜日の夜、テレビから流れるサザエさんの音楽を聞くと、ため息混じりで「あ〜日曜日も終わりか」と憂鬱になるサラリーマンがいた。 それは、11年前に脱サラし「れんこん農家」に転身した川端崇文さんのこと。 彼は、農家に育ったわけではない。ましてや、農業で勝算があったわけでもないのに、 なぜサラリーマンから農業に転身したのだろうか? その謎を解明すべくインタビューを行った。 「多動力」職を転々としていますが何か? 遡ること11年前。金沢市内の会社に勤務する28歳になる中間管理職のサラリーマンがいた。 実は彼は職を転々としていて、この会社は1社目ではない。 彼は、あれもやりたい、これもやりたいと思うタイプで、物事を考えずにチャレンジをするが、案外器用にこなせてしまうと直ぐに飽きてしまい辞めてしまう。職を転々とする人は何か問題があるのでは?と思われても仕方がなかったが、最近ではホリエモンの「多動力」という本の影響もあってポジティブな見方をされることもある。 彼は、松井秀喜の母校である星稜高校時在学中から、働きたくてうずうずしていた。勉強が決して嫌いだったわけ


『ドクターX』主人公の大門未知子はフリーランス?
今日(10月12日)から人気ドラマ『ドクターX』が始まります。 「私、失敗しなので。」 フリーの外科医、大門未知子の決まり文句ですね。 現代版ブラックジャック、大門未知子。 彼女の職業はと聞かれたらフリーランスのドクターといったところでしょうか。 ところで、「フリーランス」という職種を聞いくとどんなイメージが浮かびますか? 組織で働くのが嫌で会社を辞めて個人事業主として働いているクリエーター 子育て中の主婦などが自宅でしているテープ起こしやライティングなどのクラウドワーカー どうでしょう?フリーランスという言葉からプロフェッショナルなイメージを感じていますか? 企業では、社員の時間を費やしたくないような生産性が低い業務の外部の委託先としてフリーランスを活用する。つまり、見下ろしているようなイメージを持っているのではないでしょうか。 冒頭の大門未知子のイメージとは随分とギャップがあるように感じませんか? 一方で、帝国データバンクが 2017年 7月に調査した「人手不足に対する企業の動向調査」を見ると、企業の 45.4%が「正社員が不足している」と回


「経営者の仕事、それは社員を愛すること」喜多ハウジングの会長さんのお話を拝聴して感じたこと
9/19の本コラム『顧客満足(CS)から顧客感動(CD)へ、それがAI時代における生き残りのヒント』にて喜多ハウジングさんの事を紹介したところ、喜多ハウジングの喜多会長が講師を務めるクローズドの勉強会にお誘いいただきました。 ということで、喜多ハウジング株式会社の喜多計世(けいせ)会長のお話を拝聴するという、幸運に恵まれましたので、レポートいたします。 わたしが今まで出会ってきた素晴らしき経営者の方々は、すべて例外なく、社員を何よりも大切にする方々でした。いや、少し違うかな。逆なんですね。会社の目的が、社員の幸せなんです。社員を大切にするなんて、当たり前のことなんです。 まるで、空気を吸うようなものなんですね。 喜多会長は、まさにそれに輪をかけたような方でした。 経営者が、社員をどれだけ大切にしているかは、社員用トイレを見れば一目瞭然だと言いますが、さらに社員の教育のためにどれだけのお金を使っているかを見れば、その本気度がわかります。 教育投資は、財務の視点の対極にあり、投資対効果は経営者の通信簿であるP/LやB/Sに反映されません。それを、業績